自家製天然酵母
私たちが自家製天然酵母にこだわる理由
私たちの回りには、便利さを追求したファーストフードや、インスタント食品があふれています。

スーパーマーケットには、1年中同じような野菜が並んでいます。
それは、熟成前に収穫され、本来の栄養素が満たされていないものばかりです。
つまり、その素材の本来の味わいを感じることなく、私たちは食べているのです。

何日たってもカビないパン、農薬づけの野菜、過剰に味付けされた加工食品、そんなものを子供達に食べさせる危険性を、危惧しています。

食卓からは四季を感じるものが消えてしまい、「旬を味わう」という楽しさを私たちから奪っています。

私たちが自家製天然酵母にこだわる理由は、便利さ・生産性・効率化によって本来の「食」の形が、人類にとってはどうやら悪い方向に進んでいることを危惧しているからです。

私たちは、ある一冊の本を手にしました。
その本は凄く衝撃的でした。

「すべてのものはパンになる」
露地で育った果物、庭で育てた野菜、ベランダのプランターで育てたハーブ、そんな身近な素材で作る天然酵母のパンこそ、まさにスローフーズの精神を体現していると思います。

天然酵母のベーグルを作ることは、大変手間ひまのかかる作業です。
酵母の培養からベーグルになるまで8日かかります。
まさに気の遠くなる作業です。

愛情をかけたベーグルだからこそ、ゆっくり味わっていただきたいと思い、このベーグルを味わう人は、そこに深い愛情を感じることが出来るのです。
そうやって味覚が育ち、そして豊かな人間関係も生まれてきます。

味覚を育てるということは、大切な日本の伝統文化を後世に伝えていくということであります。

昔から四季の変化の豊かな日本に暮らす贅沢さ
そんなところに日本の食文化の原点があるような気がします。