開発担当の信國は、ＸＯ醤に負けない醤が日本の素材を使って出来ないものかと、かねてより素材を探し求めおりました・・・。灯台もと暗しといいますか、ハッと目をつけたのが、おなじみ北の素材でした。北海道産のホタテ、サケ、スケソウダラ、エビ等を、独特の香りを放つ４種のブレンド油でじっくり熱し、具材がこんがりキツネ色になるまで時間をかけて炒めました。
どのタイミングまで熱を加えればいいか、また作って何日目が最もまろやかになるか。構想から開発まで１年余り、試行錯誤を重ねてやっと、完成させたのが『北の醤』です。「作りたては、素材の旨さがけんかしますが、時間をかけてねかせればねかせるほど、塩辛さが消えて甘くまろやかになっていくんですよ」と信國が声を弾ませます。
食べ方は、いたってシンプル。普段のお料理に気軽に取り入れてください。生野菜にそのままトッピングしておつまみに、熱々のご飯に混ぜておにぎりに、さらに焼き飯やパスタ、野菜炒めなどの炒めものに混ぜると、なんともいえない濃厚な風味が生まれます。本来は、隠し味となる調味料として考案しましたが、良い素材をふんだんに使っているため、単品でも充分にいけると好評。
ぜひ一度『北の醤』をご賞味ください。