沖で獲れた鮮度抜群の秋鮭の生筋子をバラし、魚旬特製の醤油とお酒で丹精込めて造り上げました。

いくら醤油漬けの中でも最高のいくらを使ったいくら醤油漬け「沖いくら」をご紹介します。
沖いくらとは、鮭が川に上って産卵する前に河口沖で捕れた鮭のいくらのみを使ったいくら醤油付けで、皮がやわらかく、全く生臭くありません。そして、沖いくらは1粒1粒の輝きが他のいくらとは比べ物になりません。
沖いくらは粒の輝きが違います
多くの方が勘違いされていますが、「いくらは歯ごたえがあり、プチッと弾けるようないくらが鮮度も良くていい」と思われているようですが、実は大きな間違いなのです。
鮭が河口付近に来た時点でいくらの価値は一気に落ちます。なぜなら、鮭は産卵のために川を登る途中で、卵を体外に放出しても大丈夫なように卵の膜を厚くする準備をするためです。
そのため、噛むとプチッと膜が弾けるような硬い食感があり、若干の生臭さが残ります。現在市場に出ているいくらのほとんどは、この状態のものです。
それに対して、沖いくらは河口に入る前に捕れたものだけの鮭いくらを使っているので、皮がやわらかく、さらさらで、全く生臭くありません。その食感は、噛まなくてもいくらが口の中でとろけます。

「いくら」と「筋子」の違いを知っていますか?
実は、いくらも筋子も元は同じ物です。古くは河口付近に近づき、卵巣からバラけたものを「いくら」(ロシア語)と言うのに対して、卵巣からバラけず、卵巣に入っているものを筋子と呼びます。
いくら、筋子の人気度を見たところ、一目瞭然でいくらと答える人が多いようです。筋子が嫌いという理由については「生臭い」とか「塩辛くて…」いう人が多いようです。
昔は保存食として日持ちさせるように作ったものですが、現在では冷蔵庫、冷凍庫もあり、甘塩の物もたくさん出ています。ただ最近では人件費を安く抑えるために海外で味付けする物が増えています。筋子は職人さんの腕によって味が決まるため、美味しいのも美味しくないのも職人さん次第なのです。輸入物に塩辛いのが目立つのは、日持ちをさせるため塩を多く使っているためなのです。
鮭はおよそ4年〜5年位で自分の生まれた川に戻ってきて、上流に行って産卵を迎えるのですが、鮭がまだ沖にいるときは産卵の準備に入る前なので、いくら自体は卵巣の中に納まっています。実はこの状態で水揚げされた卵が一番鮮度も良くて皮も柔らかいのです。しかし河口付近に鮭が近づくと真水と海水が交じり合うため、鮭自体も急激に変化して行きます。そして川に上ると同時にいくらが筋からバラケてきて、真水の影響で生臭くなり皮がパンパンに硬くなって鮮度も落ちていきます。したがって本当に良いいくらは沖で獲れた鮭の卵が理想なのです。
(1) 鮮度が良い。
(2) 皮は柔らかいため潰れ易くてあごが疲れない。
(3) 生臭くない。
いくらアラカルト
いくら醤油漬け=主に、いくら丼、寿司ネタ。
いくら塩漬け=主に、酢飯用で寿司ネタ、料理関係のつけ合わせ。
魚旬でとても人気がある商品に特製の醤油で漬けたいくらがあります。口いっぱいに広がる幸福感が食べた人の気持ちもお腹も十分満たしてくれます。是非一度本物のいくら・筋子をお試しください。

内容量
500g
賞味期限
冷蔵:約5日
冷凍:約3ヶ月
お召しあがり方
あつあつのご飯と一緒にお召し上がりください

