富山県でしか作られていない黒作りは、イカの塩辛の一種です。
イカ墨の独特な香りと風味をきれいな化粧箱に詰めてお届けします。

西洋では、イカ墨から作られたインクがその昔から使われており、
中世のヴェネツィアでは薬効があるとされ、パスタソースに使ったイカスミスパゲッティや、
パエリアに混ぜるなどして、好んで食べられていた。
また、中国では、8世紀に書かれた『本草拾遺』の中にも、古くから治療に使用されていたことが
明記されています。
日本でも、1990年に青森県の佐々木甚一先生により、その成分についての研究が知られています。
こんなイカ墨を使った富山県の名産品が、当店の燹淵ぅ)黒作り瓠
イカの胴体にイカの肝臓とスミを混ぜ合せ、熟成醗酵させた黒い塩辛が、通称、犢作り瓠
イカ墨特の香りと防腐作用という先人の知恵が生かされた逸品です。
この機会にお試ししてみませんか??

そのルーツは、なんと約300年前に遡る 富山県の郷土料理燹淵ぅ)黒作り
燹淵ぅ)黒作り瓩蓮△覆次富山県の名産品として定着したのか?
今から、約300年前の寛文年間に、北前船の船員が保存食としてイカの塩辛にイカ墨を入れて食べていたものが、富山県で広まったと言われています。
また、加賀藩主が参勤交代のおりに将軍家に献上したことを記した文書が残り、江戸時代にはすでに名産品として定着していたそうです。
富山県では、「黒作り」は、イカ墨を入れない塩辛を「赤作り」、麹を使って仕上げたイカの塩辛を「白作り」と呼び分けたりもしています。

黒作りパスタ
(1)スライス(またはみじん切り)したにんにくを焦げないようにオリーブオイルで炒めます。
(2)お好みの具材(写真はソーセージ、ピーマン、玉ねぎ)を(1)に入れて炒めます。
(3)アルデンテの手前くらいに茹でたパスタを(2)に入れて混ぜ合わせます。
(4)火を止めて、適量の「黒作り」を(3)に入れて、さらに混ぜ合わせます。
(5)お皿に盛りつけて、最後に「黒作り」を乗せて完成です。

黒作りそうめん
(1)きゅうり、ハム、錦糸卵は千切りにし、トマトは一口サイズに切ります
(2)麺つゆ(味は薄めにする)と黒作り(適量)を混ぜておきます。
(3)茹で上がったそうめんに、(2)を混ぜ合わせます。
(4)お皿に(3)のそうめんを盛り付け、(1)をトッピングします。
(5)最後に「黒作り」を添えて完成です。
※麺には多少の味付けがされているので、別の麺つゆはお好みでご用意ください。
原材料
するめいか(北海道産)、いかすみ、食塩、黒糖、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、酒清、増粘多糖類、デキストリン、甘味料(アセスルファムK)、香料(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
賞味期限
期限月日記載(冷蔵保存 お届け日から約15日間)
アレルギー対象原材料
小麦、大豆