「西のスコッチ、東の泡盛：と並び称されている泡盛は、ウイスキーやブランデー、焼酎類と同じ蒸留酒です。

泡盛は、琉球の大航海時代の500年前、シャム（現在のタイ）より伝来しました。シャム米を原料とし、黒こうじ菌を使用、酵母を加えて[もろみ]を仕込み蒸留する。その留液が泡盛です。

永く寝かせれば寝かせるほど、まろみをおびた芳香を発し、やがて「古酒（クース）」となります。昔、首里や那覇の旧家の主人は、銭蔵の鍵は家扶にあずけても、古酒蔵の鍵はいつも自分で保管していたといわれるほど、泡盛の古酒は貴重なものでした。

「酒は水が命」
山川酒造は、本部、八重岳の山のふところに囲まれ、山川湧き出る豊富な清水を用いて、より美味しい古酒を造り続けています。