沖縄の方言でピーナッツの事を「地豆（じーまみー）」と言います。 ピーナッツ豆腐。。。。？と、言っても食べないとわかりませんよね？本土で言えば胡麻豆腐が、一番近いかも知れません。

このジーマミ豆腐、昔は宮廷内や首里周辺でお茶うけや、お祝い事の席の一品に出されてました。 甘みがあり、まるでスイーツなので子供にも大人気なんですが、 不思議とお酒にも良く合い、最近ではどこの沖縄料理店でも人気メニューに数えられるほど。。 フツーの豆腐とは違い、食感は、「スベスベ」　「モチモチ」　「ヌルヌル」 味は、「ほんのーり甘いピーナッツ風味♪ 豆腐のイメージで食べたら、ぜったいビックリします？！

控えめで上品な香りが広がっていき、 最後は名残惜しげにフワ〜ッと、 鼻孔から自然に消えていきます。。。

■ひとつひとつ丁寧に手作り 当店のジーマミ豆腐は、那覇市の仲尾次弘子（なかおじひろこ）さんにお願いしています。　←　←　←　←　←　←

機械に頼らず、ひとつひとつ丁寧に仕上げたいとの事で、完全受注生産。

ひろこーオバさんは、注文が入った分だけ、上質なピーナッツを選別し、水に一晩漬け込みます。翌朝、目が覚めたピーナッツたちを取り出して、ゆっくりと裏漉し・・・・。ひろこーオバさんいわく、「じっく〜〜り時間をかけてノンビリやってれば自然な優しい 味に仕上がるわけさー。」との事。

更に、、、、「ジーマミのもう一つの命は食感。最近はでんぷんだけで仕上げてる事も多いけど、もちもち感・ふわふわ感を出す為にタピオカ粉はやっぱり外せないさぁ。」 そうなんです。ひろこーオバさんのジーマミ豆腐には、首里の昔ながらの製法を守り、タピオカが入ってるんです。「香りも豆腐も最後フワッと消えるようにしたいから、他の所より水は倍ほど使っているんだけど、こうするとツナギが薄くなるからとにかく時間をかけないと完成しないわけ。 でもみんなに美味しいーって喜んで貰えるから、ついつい時間忘れて頑張ってからにお父さん（旦那さん）のお昼ゴハン作るの忘れる事もあって毎回大変さぁ〜。笑」

一般的なジーマミは３０分、１時間と鍋に火をかけてゆっくりと固まらせていくのですが、ひろこーオバさんのジーマミ豆腐はなんと午前中いっぱいまで時間を使って仕上げています。

これで含水率が増加し、豆腐の腰の強さ・とろけ具合が劇的に変わります。ひろこーオバさんのジーマミ豆腐は含水率が一般的なものと比較すれば約２倍！ お箸でつまめば一目瞭然★倍以上にもの凄い腰の強さ＆柔らかさなんです！ジーマミ豆腐が初めての方には勿論、食べ慣れた方にこそ召し上がって頂きたい！

ひろこーオバさんの愛弟子レベルな、ナオミねえさんが素材にこだわり、時間をかけて作り上げた、手作り「プルふわ」ジーマミ豆腐です♪♪